【内容】
実物標本による正確で精密な描画図を多数収載し、局所解剖にも十分対応できる内容となっています。今改訂では、全3巻を上・下2巻に濃縮し、使いやすいように工夫されました。意欲ある初心者には扱いやすく、解剖学を深めていった人には、知れば知るほど、その良さが実感できる書籍となっています。
下巻では、循環器系・内蔵・感覚器を網羅!循環器系では動脈、静脈などの血液循環、また、血液循環に不可欠な心臓については20頁、リンパ系に関しては30頁以上も扱われ、上巻同様、働きや発生学的に関する記述が詳しくなされています。
- <目次>
- 1 循環器系
- Ⅰ.循環器系(総論)
- Ⅱ.心臓
- Ⅲ.肺循環
- Ⅳ.体循環-動脈
- A.大動脈
- B.上行動脈
- C.大動脈弓
- D.腕頭動脈
- E.脳と脊髄の動脈
- F.鎖骨下動脈、腋窩動脈、上腕動脈とその枝
- G.胸大動脈
- H.腹大動脈
- I.総腸骨動脈
- J.内腸骨動脈
- K.外腸骨動脈、大腿動脈、膝窩動脈とその枝
- Ⅴ.静脈
- Ⅵ.胎生期の血液循環
- Ⅶ.リンパ系
- A.リンパ管とリンパ節
- B.胸管とリンパ本幹
- C.身体の各部におけるリンパ管およびリンパ節
- D.胸腺
- E.膵臓
- 2 内蔵学
- Ⅰ.序論
- A.中空性臓器
- B.実質性臓器
- C.体表における基準線(面)
- Ⅱ.呼吸器系
- A.鼻
- B.咽頭
- C.喉頭
- D.気管
- E.気管支
- F.肺
- G.胸膜
- H.縦隔
- Ⅲ.消化器系
- A.口腔
- B.口腔腺(唾液腺)
- C.歯、ハ(歯牙)
- D.舌、シタ
- E.口峡
- F.咽頭
- G.食道
- H.胃
- I.小腸
- J.大腸
- K.肝臓
- L.膵臓
- M.腹部消化器系の発生
- Ⅳ.泌尿器系
- Ⅴ.生殖器系
- A.男性の生殖器
- B.女性の生殖器
- C.生殖器の発生
- D.胎児
- E.会陰
- Ⅵ.腹膜
- A.腹膜
- B.腹膜の広がり
- C.腹膜および腹膜腔の発生
- Ⅶ.内分泌液
- A.下垂体
- B.松果体
- C.甲状腺
- D.上皮小体(副甲状腺)
- E.副腎(腎上体)
- F.パラガングリオン
- 3 感覚器
- Ⅰ.視覚器
- A.眼球
- B.眼筋
- C.眼瞼(マブタ)および結膜
- D.涙器
- E.眼の発生
- Ⅱ.平衡聴覚器
- Ⅲ.嗅覚器
- Ⅳ.外皮
- A.皮膚
- B.毛
- C.爪
- D.皮膚腺
- E.乳房(チブサ)
- F.皮膚の脈管および神経
- Index
- 日英ラ索引(日本語-よみがな-英語-ラテン語)
- 英日ラ索引(英語-日本語-よみがな-ラテン語)
【著者紹介】
金子 丑之助<原著>
金子勝治<改訂>
穐田真澄<改訂>