【内容】
胸椎と頸椎の基礎知識、構造からテクニックまで
写真と図でわかりやすく解説されています。
第5章の胸椎では、身体の構造上に適応したテクニックが
選択され、危険を伴わずに患者へ安全に使え、効果のある
テクニックを紹介することが目的とされています。
第6章の頸椎では、ドクターが患者の頭側から横に移動
して行く際の注意点や、セットアップして行く際の
身体の動かし方を主旨とした説明がされています。
Part1と同じく著者曰く、この本で紹介されている
多くのテクニックは、苦悩しながら作り上げた情報を
長年に掛けて編集しているものであるといわれています。
- <目次>
- 第5章 胸椎(Thoracic)
胸椎基礎知識
胸椎の骨構造
胸椎の可動域
胸部に含まれる代表的筋群
背部に含まれる深部/中部筋
その他の主な筋群
モーションパルペーション
A.一般可動性検査
B−1.回旋検査
B−2.回旋検査
C−1.側屈検査
C−2.側屈検査
D.関節可動性検査
上部胸椎(第1〜4胸椎)関節面可動性検査
胸椎テクニック
応用ワトキンス・テクニック
仰臥位テクニック
応用テクニック(座位)
ダブル・ニー・テクニック
各部位へのアジャスト方向
下部腰椎
胸腰椎部
中部胸椎
ワンサイド・ニー・テクニック
コンビネーションムーブメント
- 第6章 頸椎(Cervical)
頸椎の骨構造
頸椎の可動域
頸部に含まれる筋群
後頸部の深筋群
後頸部の中間筋
その他の後頸部筋
前頸部の深筋群
検査前の注意事項
患者の位置と体勢
患者の手の位置
ドクターの位置と姿勢
頸椎のコンタクト部位
検者の姿勢
矯正時のドクターの基本的位置
頸椎仰臥位テクニックの基本
外側ナイフエッジテクニック
その他の注意点
サムテクニック
コンタクト
側屈の遊び
回旋の遊び
スラスト
座位ロータリーテクニック
コンタクト手/間接手
側屈の遊び
上下の遊び
回旋の遊び
スラスト
座位ロータリーテクニック(応用編)
コンタクト手/間接手
側屈
回旋
スラスト
下部頸椎テクニック
外側ナイフエッジテクニック
コンタクト部位
側屈のスラックアウト
回旋のスラックアウト
スラスト
上部頸椎
環椎リスティング
後頭骨リスティング
上部頸椎モーション パルぺーション
後頭骨・伸展/屈曲検査
セットアップ
後頭骨テクニック
【著者紹介】
仲井 康二, D.C.
カイロプラクティックアジャストメントの為の基礎的なことや臨床でアジャストメントを使っていないとわからないことまで詳細に書かれているアジャストメントテクニックをマスターするための必携の書です。臨床でアジャストを使っているのならば是非、手元に置いておきたいテキスト。