【内容】
脳、神経、臓器、組織、器官、筋肉、骨など体のあらゆる構造と機能について、どのように協調しながら個体としての人間を形作っているのかをわかりやすいイラストとともに解説されており、 さらにそれらに関連した臨床上の問題や病気についてもより理解が深められるようにまとめられています。
- <目次>
- ■ 第1章 細胞
1.細胞と組織
2−1.細胞の構造と働き − 細胞膜・核・細胞小器官
2−2.細胞の分化と分裂
3−1.組織 − 上皮組織 ( 体を包む保護膜 )
3−2.組織 − 筋組織 ( 運動の原動力 )
3−3.組織 − 支持組織 ( 体を支える裏方 )
3−4.組織 − 神経組織 ( 全身の調節役 )
4−1.血液 − その成分と働き
4−2.血液 − 血液凝固と貧血、血液型
4−3.血液 − 生体防御のしくみ
- 第2章 呼吸器
1.呼吸器系を構成する器官
2.肺の構造としくみ
3.呼吸運動と調節のメカニズム
4・ガス交換のしくみ
5.肺機能の検査法
6.気道の構造と働き − 鼻腔・副鼻腔・咽頭・喉頭・気管・気管支
7.気道系の清浄化作用
8.呼吸器によくみられる病気
- 第3章 循環器
1.循環器系のしくみと働き
2−1.心臓の構造
2−2.心臓の働き
2−3.心臓の働きを調節するしくみ
3−1.血管の種類と分布
3−2.血管の血液分布と血流の調節
4.高血圧
5.動脈硬化
6.リンパ系のしくみと働き
7.心臓の状態を知るための検査
8.循環器系によくみられる病気
- 第4章 消化器
1.消火器を構成する器官
2.口腔 − 唾液分泌と咀嚼運動
3.咽頭・食道 − 食塊を胃へ送るしくみ
4−1.胃 − 胃の構造と働き
4−2.胃 − 胃での消化と胃液分泌
5.小腸 − 消化と吸収
6.肝臓 − 生体の化学工場
7.胆道 − 胆管・胆嚢
8.膵臓
9.大腸 ( 便の形成 ) と 肛門 ( 排泄 )
10.三大栄養素の消化
11−1.消化液分泌、消化管運動と神経・ホルモンとの関係
11−2.消化液の分泌と水分の関係
12−1.胃の異常 − 胃炎
12−2.胃の異常 − 潰瘍
12−3.胃の異常 − ストレスと胃
13.下痢・便秘
14.肛門の病気 − 痔
- 第5章 泌尿器・生殖器・内分泌器
1.泌尿器系のしくみと働き
2.腎臓の構造
3−1.腎臓の働き − 尿の生成
3−2.腎臓の働き − 腎臓とホルモン ( 体液と血圧の調節 )
3−3.腎臓の働き − 腎臓とホルモン ( カルシウムとリンの調節 )
4.尿路の構造と働き − 尿の運送と排尿のしくみ
5−1.生殖器系
5−2.生殖器系
6.泌尿器系によくみられる病気
7.尿の性状 − 正常尿と異常尿
8.内分泌系
- 第6章 骨・筋肉
1.骨と筋肉の働き
2.全身を形作る骨格
3.骨の構造と働き
4.骨の成長と老化
5.関節のしくみと働き
6.骨格筋の構造と働き
7.筋収縮のしくみ
8.筋肉エネルギー代謝
9.運動と筋肉
10.骨と筋肉によくみられる病気と障害
- 第7章 神経
1.神経のしくみと働き
2−1.中枢神経 − 脳・脊髄の構造
2−2.中枢神経 − 脳の役割分担
3−1.末梢神経 − 体性神経と自律神経
3−2.末梢神経 − 体性神経と自律神経の働き
4−1.神経伝達のメカニズム
4−2.体の動きを制御するしくみ − 運動指令の神経路
5.神経系に関する病気
- 第8章 感覚器
1.感覚器を構成する器官
2−1.視覚 − 眼の構造と役割
2−2.視覚 − なぜ、物が見えるのか?
3−1.聴覚・平衡覚 − 耳の構造と働き
3−2.聴覚 − なぜ、音が聞こえるのか?
3−3.平衡覚 − なぜ、体の位置が分かるのか?
4.臭覚 − においが分かるしくみ
5.味覚 − 味が分かるしくみ
6−1.皮膚感覚 − 皮膚の構造と働き
6−2.皮膚感覚の種類と働き
7.内臓感覚 − 臓器感覚と内臓痛覚
【著者紹介】
堺 章
解剖学を学ぶ入門書として最適。低価格にも関わらず、人間のあらゆる生体が理解できる本です。そして、イラストの豊富さと見やすさは抜群です!! 手技治療家や臨床検査、セラピスト、看護学生、介護学生など幅広く使われている本です。人間の構造や機能を一から勉強したいという方におすすめです!!